2021年8月に立ち上げた未来X(mirai cross)も、2023年度で3年目。
「事業会社パートナー」の皆さまに対しては、以下のサービスをご提供しています。
2023年度 事業会社パートナー向け
サービス概要
アクセラレーションプログラム |
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協業サポートプログラム |
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イベント・ネットワーキング |
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※サービス内容は年度毎に変更となります。詳細は未来X(mirai cross)事務局迄問い合わせ下さい。
本記事は2023年度下期に実施した、事業会社パートナー交流会の開催内容をお伝えします。
2023年下期は、以下4日程で開催いたしました。
第3回 10/30 開催 | 三井住友銀行 呉服橋ビル |
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第4回 12/15 開催 | 三井住友銀行グループ オープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」 |
第5回 2/20 開催 | 関西イノベーションイニシアティブ(KSII)会議室 |
第6回 3/19 開催 | 三井住友銀行グループ オープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」 |
第3回 10/30 開催
第3回事業会社パートナー交流会では、登壇のスタートアップにそれぞれの事業や目指すビジョンをお話しいただくと共に、どのような領域において協業を希望されているかなど、各社の想いを語っていただきました。
スタートアップピッチ
<以下、当日発表順>
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株式会社ファミワン様
[事業概要]
妊活・不妊に関するWebサービスを展開。妊活に取り組む夫婦を支える、LINEを活用したパーソナルサポートサービス「famione(ファミワン)」の運営。ヘルスケアやマネジメントの知識をオンラインセミナーと動画でアップデートするサービス「ファミワンラーニング」の提供。シリンジ法キット・サプリメント・検査キット等の妊活に関するアイテムを提供するECサイト「ファミワンモール」の運営。妊娠・出産・子育て期に関わる働き方をサポートするサービス「ファミワンキャリア」等の提供など。 -
ランディット株式会社様
[事業概要]
建設業向けクラウドサービスの企画・開発・販売・サポート、及び付随するコンサルティング・業務委託不動産取引の仲介及び媒介並びに不動産管理業、事業用駐車場手配サービス「at PORT(アットポート)」の運営、事業用短期駐車場予約サービス「PIT PORT(ピットポート)」の運営、仲介業務のデジタル化/ノーコードHP作成代行「SYNC PORT(シンクポート)」、AIクラウドカメラによる管理業務の自動化「AIMO(アイモ)」、衛星×AIによるデータソリューション事業、機械学習事業、ウェブサイト・ウェブコンテンツ・その他インターネットを利用した各種サービス等の企画、制作、販売、配信、運営及び管理。 -
株式会社リセ様
[事業概要]
企業の法務業務支援システム開発、提供。和文・英文契約書AIレビューサービス「LeCHECK(リチェック)」の開発。法律文書翻訳を瞬時に行うクラウド「LeTRANSLATE(リトランスレイト)」の提供。「専門弁護士の知見と、リーガルテクノロジーの力で、全ての企業の法務を充実させ、取引に潜むリスクを減らし、紛争の少ないスムーズな社会を実現すること」をミッションに掲げる。 -
Milk.株式会社様
[事業概要]
ハイパースペクトルを用いた医療AI事業を展開。ハイパースペクトルカメラの用途を拡張する解析プラットフォーム「ANSWER」の提供。ハイパースペクトルカメラの画像を活用して医師のがん診断を支援するシステム「病理画像AI診断システム」を、日本金銭機械株式会社と共同で開発中。医療機関向けのWebマーケティング支援サービス「MEDIT」の展開。医療・ヘルスケア商品のオンラインショップ「Milk.OnlineShop」の運営。「画像診断の世界最先端企業になる」等をビジョンに掲げる。 -
スキルアップAI株式会社様
[事業概要]
先端技術の活用促進を通じて、個人と組織がともに輝く社会を実現する」をビジョンに掲げ、AIをはじめとする先端技術に関わる人材育成、採用支援、開発支援などを行う。
意見交換&交流会
終了後の会においては、登壇されたスタートアップ企業や事業会社パートナー様との名刺交換や活発な議論が各所で行われていました。皆さまお時間ギリギリまで、会場内にてお互いのビジネスについて、協業の可能性についてなど熱のこもったやり取りをしていただきました。
第4回 12/15開催
2023年の締めくくりとして、事業会社パートナー様と事業会社パートナー様からのご紹介によるスタートアップによる第4回事業会社パートナー交流会を開催いたしました。
現地・オンライン合わせて事業会社の皆さま約35名、スタートアップ企業5社の皆さま、三井住友銀行各社の担当者など含めて、多くの方々に交流いただきました。
スタートアップピッチ及び協賛企業様からのご案内
<以下、当日発表順>
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株式会社クラス様(東急不動産ホールディングス株式会社様 ご紹介)
[事業概要]
個人・法人向けに、家具・家電の利用・交換が行えるサブスクリプションサービス「CLAS(クラス)」を運営。 -
イームズロボティクス株式会社様(新日本空調株式会社様 ご紹介)
[事業概要]
産業用ドローンを中心とした自律機器の製造販売、ソリューションによるご提案と開発。
オールMADE IN JAPANの安全性、クオリティ、サポート体制を提供。 -
PGV株式会社様(NOK様 ご紹介)
[事業概要]
測定機器本体およびそのソフトウェアの開発・設計・製造・販売業務など。サービスとして、パッチ式脳波センサーを利用することで、「睡眠ステージ自動判定サービス」や「脳年齢測定サービス」を展開している。脳波モデルのライブラリーを増やすことで疾患の早期検知を始め多くの分野で新たな発展を目指している。 -
Tokyo Artisan Intelligence株式会社様(三井住友海上様 ご紹介)
[事業概要]
エッジAIプロダクトの研究開発を手掛ける東京工業大学発スタートアップ。さまざまなエッジデバイスにAIの学習を含めて実装できる開発環境「TAI Compiler」の開発。ニューラルネットワーク圧縮技術とハードウェア実装技術を活用したエッジAI受託開発サービス、自社開発のアノテーションツール「L-meister」を用いた学習データセット作成サービス、エッジAIを開発するエンジニアの人材教育サービス等を展開。 -
ボールウェーブ株式会社様(シスメックス様 ご紹介)
[事業概要]
球体センサ「ボールSAW」を活用した高感度ガスセンサの事業化を目的に起業した東北大学発のベンチャー企業。半導体製造やリチウムイオン電池の製造ラインへ導入することで、製造過程で使用する材料ガス中の不純物(残留水分)を取り除き、品質管理における精度の向上を図る革新的技術の開発のほか、可搬型ガスクロマトグラフやウイルスセンサへの応用展開を目指している。
スタートアップピッチの後は、事業会社のNEC様より耳音響認証技術を搭載したイヤホン型ウェアラブルデバイス(ヒアラブルデバイス)についてご発表があり、各種想定されるユースケースについてもご紹介がありました。
その後は会場内にて交流会を行い、しばし互いの事業や抱えている課題感等についての共有をしつつ、繋がりを深めていただきました。
第5回 2/20開催
本イベントは「未来X(mirai cross)~大阪ネットワーキング~」と題し、グランフロント大阪内にある、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)様会議室にて実施をいたしました。
まず冒頭にKSII(関西イノベーションイニシアティブ)様、OIH(大阪イノベーションハブ)様、OUVC(大阪大学ベンチャーキャピタル)様よりそれぞれご挨拶をいただいた後に、各スタートアップによるピッチが行われました。
スタートアップピッチ
<以下、当日発表順>
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株式会社thinker様
[事業概要]
大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が開発した「近接覚センサー」の販売および、同製品を活用したソリューションを提案。その場、その場に応じて、自分で判断する“思考力”をロボットに持たせることで、ヒトと一緒に働く協働ロボットの世界に革新を起こす。 -
株式会社mediVR様
[事業概要]
VRなどの映像化技術を用いた医療機器・医療システムの開発・販売。歩行や上肢機能などに課題を抱える患者向けに、VRを使用したリハビリテーション用医療機器『mediVRカグラ』を開発。 -
株式会社JiMED様
[事業概要]
ワイヤレス埋込型ブレインコンピュータインターフェース(BCI)システムの開発・製造・販売事業の展開。ワイヤレス埋込型BCIシステムは、埋込デバイスとAIを用いて脳活動を正確に読み取り、考えただけで機器の操作が可能。「病気や怪我による身体の制約と向き合うすべての人に希望ある選択肢を」をビジョンとして掲げる。 -
株式会社Ex-Fusion様
[事業概要]
日本で唯一のレーザー核融合を目指す。レーザー核融合とは、重水素と三重水素(トリチウム)を含む燃料ターゲットを強力なレーザーを照射することで圧縮、点火をし核融合反応を生み出すこと。具体的には、EX-Fusionは高速点火レーザー核融合に取り組んでいる。2029年までに技術実証プラントを完成させ、2035年までに核融合商用炉の実現を目指す。
意見交換&交流会
スタートアップピッチの後は交流会へ。関西特有の温かい雰囲気に包まれてあっという間の2時間半でした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
第6回 3/19開催
今年度最後となる協賛企業報告会をhoops link tokyo@渋谷にて行いました。締め括りということもあり、オンライン含め総勢50名ほどが現地に集まりました。
事務局より-①ご挨拶と今年度振り返り
まず、三井住友銀行成長事業開発部の保泉からご挨拶の後、事務局のみらいワークス江上より今年度の振り返りについてお伝えさせていただきました。
事務局より-②次年度取り組みご案内
その後、次年度の取り組みについて、三井住友銀行成長事業開発部の木原よりお話をさせていただきました。
具体的には、次年度は「事業をつくる」「事業を伸ばす」「取組を広げる」という3つの目的を掲げ、以下のような施策を打っていくことをお伝えいたしました。
- アクセラレーションプログラムにおけるアカデミア・グローバル・インパクト等のテーマ性追加、継続的な新たな出会いのご提供
- アムルナイ等との連携強化
- アクセラ先等への事業会社のニーズに関する分かりやすい明示
- インナーサークルとしての価値向上の取組拡大
- HP等広報機能強化、好事例発表の場づくりなど。
その後、成長事業開発部の玉川からは、来期から取り組むアカデミア支援について、みらいワークスの久野よりコンシェルジュの活用についてそれぞれお話をさせていただきました。
事業会社パートナーの皆さまから振り返り
報告会の最後に、現地参加をいただいた事業会社パートナーの皆さまから、今年度を振り返り、お一人一言ずつコメントをいただきました。各種イベントでの企業間交流やスタートアップとの関わり合いを通じ、大変刺激を受けたというお声を沢山いただくことができ、事務局一同安堵すると共に、次年度以降に向け、各プログラムの更なる充実を目指して邁進していく決意を新たにしました。
意見交換&交流会
あらためて、今年度もありがとうございました!
次年度以降も、引き続き未来X(mirai cross)をどうぞよろしくお願いいたします!!