アクセラレーションプログラム未来X(mirai cross)では、毎年度スタートアップを全国から募集し、研修・メンタリングを経て、審査を勝ち抜いた企業が登壇するピッチイベントを開催し、事業会社及び三井住友銀行グループ関連各部から企業賞を授与しております。

2024年9月19日(木)、今年度の初回研修を三井住友銀行本館3階ホールで開催いたしました。当日は、デライト・ベンチャーズマネージングパートナーの南場智子氏を講師としてお迎えし、志・リーダーシップをテーマに「尊き挑戦者たちへ」と題した本研修には、アクセラレーションプログラム参加のスタートアップに加えて、一般参加のスタートアップ・事業会社等、約120名の方々にご参加いただきました。

今回の研修では、スタートアップには世界を見据えてビジネスをしてほしいという南場氏の思いから、グローバルな視点を盛り込んだ内容となりました。
まず冒頭では、南場氏のスターティングポイントでもある「スタートアップはなぜ大事なのか」についてのお話がありました。日本経済の世界的なポジションは年々下がってきており、国内の企業価値トップ10で米国と日本を比較すると、米国は10位以内の7社がスタートアップであることに対し日本は0であることから、日本経済のためにもスタートアップの成長が大事なのだと激励のお言葉がありました。
また、会場のスタートアップに向けて、目標は大きく掲げ、世界を見てほしいと語られました。世界を見たスタートアップは目の色を変える、厳しい海外VCの洗礼を受けるとビジネスに臨む姿勢が変わる、自ら世界に挑んで世界に恥ずかしくないビジネスをしていってほしいと、熱い思いを発信されていました。

その後の質疑応答の場面では、参加者一人一人の質問に対して真摯にご回答いただきました。
イベントの最後には交流会が開催され、南場氏の前には名刺交換を希望する方々の長蛇の列ができましたが、一人一人と真っすぐに向き合い、激励の言葉を下さる姿に会場のスタートアップの方々も感動されており、大いに盛り上がる研修となりました。

未来X(mirai cross)は今後も各種イベントや発信を行って参りますので、引き続きご参加・ご視聴ください！