2025年9月3日(水)、未来X(mirai cross)は「リバースピッチDay2@東京」を開催しました。本イベントは、事業会社パートナーが自社の協業ニーズを公開し、スタートアップとの事業共創を加速させることを目的としたものです。
今回は、SMBCグループの新共創施設である東京・新丸の内ビルディングの「HOOPS LINK」を会場に、リアルとオンラインのハイブリッド形式で実施し、大盛況のうちに幕を閉じました。
冒頭の開会挨拶では、株式会社三井住友銀行専務の磯和より、当行が大学発スタートアップ支援やセカンダリーファンドによる一気通貫の支援体制を構築しており、未来X(mirai cross)もその一端を担っていることをご説明した上で、本イベントを契機に多くの事業共創が生み出されることへの期待を寄せました。


その後のリバースピッチでは、事業会社パートナーが登壇し、自社の課題やスタートアップに求める技術についてご説明いただきました。本記事では、今期より新規参画した2社をご紹介します。
DCMホールディングス株式会社は「『モノ×情報×人』を掛け合わせ、人々のくらしがより豊かで快適になる未来のプラットフォームを共につくる」というビジョンを掲げています。ホームセンター事業を中心に、地域密着型の店舗やプロユース特化型の専門店を展開する自社の強みを説明し、このビジョンを実現するためのスタートアップとの協業ニーズについて発表しました。
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社は、「小売業の挑戦 -関西でオモロいこと一緒にやりませんか-」と題し、関西を拠点とする百貨店・食品・商業施設事業の強みを紹介し、スタートアップとの共創ニーズを発表しました。主なテーマは、AIやWeb3を活用したデジタル施策による最新テクノロジー活用による価値創造、回収衣料のリサイクルによる循環社会の実現、そしてヘルスケアソリューションの新たな切り口の創出です。同社は、これらの分野で共に「オモロいこと」を実現するスタートアップとの連携を希望されていました。


交流会では、リバースピッチの内容をもとに具体的な事業共創に関する積極的な意見交換が行われていました。


登壇事業会社パートナー一覧
<以下、敬称略、ご登壇順>
- 株式会社両備システムズ (ビジネス戦略本部)
- 日本電気株式会社 (グローバルイノベーションユニット ヘルスケアライフサイエンス事業部門PMOグループ)
- NTTデータ ルウィーブ株式会社 (Make Wonders事業部)
- パナソニック ホールディングス株式会社 (知的財産本部)
- シスメックス株式会社 (次世代医療事業開発室)
- 株式会社日本経営
- 住友生命保険相互会社 (新規ビジネス企画部)
- 三井住友海上火災保険株式会社 (ビジネスデザイン部)
- 三井住友ファイナンス&リース株式会社 (ネクストビジネス開発部)
- 綜研化学株式会社 (新規事業企画部)
- NOK株式会社 (事業推進本部 Innovation推進部)
- トーヨーカネツ株式会社 (みらい創生事業本部)
- 新日本空調株式会社 (未来戦略推進担当)
- 東急不動産ホールディングス株式会社 (グループCX・イノベーション推進部)
- 住友不動産株式会社 (グロースサポート事業部)
- 稲畑産業株式会社 (事業企画室 事業支援部)
- DCMホールディングス株式会社 (経営戦略統括室)
- エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(経営企画グループ プラットフォーム事業開発部)
- SMBC日興証券株式会社 (Funder Storm)
- 株式会社三井住友銀行 (市場ソリューション部、デジタル戦略部、ホールセール統括部、HRアドバイザリー部)
(事務局メールアドレス)


